高濃度臭気の脱臭システム発売 キヤノンMJが畜産業向けに

キヤノンマーケティングジャパン㈱(坂下正弘社長―本社・東京都港区)は、脱臭力と除菌力、安全性を兼ね備える次亜塩素酸水溶液を活用した高濃度臭気の脱臭システムを、7月18日から畜産業向けに発売した。

同システムは、堆肥化コンポや畜舎などで発生する高濃度臭気と次亜塩素酸水溶液を接触させ、化学反応によって脱臭する。次亜塩素酸ナトリウムと炭酸ガスだけで次亜塩素酸水溶液を生成するため、安全性が高く、ランニングコストも安価とのこと。時間帯や臭気強度、風向きを管理して脱臭能力を自動制御できるオプションもある。

価格は個別見積もり。問い合わせは同社・ニュープロダクト技術推進課(電03-3740-3387)へ。