食肉・食鳥肉販売業は43.8%に 19年設備投資実施割合・日本公庫の調査結果

㈱日本政策金融公庫国民生活事業本部は5月27日、2019年の生活衛生関係営業の設備投資に関するアンケート調査結果を公表した。調査は今年2月に郵送で行ない、生活衛生関係営業3290企業のうち、3137企業(95.3%)から回答を得た。このうち食肉・食鳥肉販売業は153企業。

2019年に設備投資を「実施した」企業は29.0%で、前回(2018年)調査を0.7ポイント下回ったものの、2008年の調査開始以来、2番目に高い割合となった。ホテル・旅館業と食肉・食鳥肉販売業では「実施した」企業が調査開始以来最高で、業種別ではホテル・旅館業が63.9%で最も多く、次いで公衆浴場業が44.5%、食肉・食鳥肉販売業が43.8%の順となった。

設備投資の目的は「補修・更新」が68.5%で最も多く、次いで「売り上げ増加」が26.2%、「合理化・省力化」が23.4%の順。

設備投資の総額は「100万円以下」が45.7%で最も多く、全体の半数近くを占めた。食肉・食鳥肉販売業では「100万円以下」が29.9%、「100~300万円」が26.9%、「300~500万円」が10.4%、「500~1000万円」が11.9%、「1000万円超」が20.9%となった。

設備投資を実施しなかった理由(複数回答)は「事業の先行き不安」が51.3%で最も多く、次いで「景気の不透明感」が49.5%、「自己資金の不足」が46.3%の順となった。

今後(今年1月以降)の設備投資については「必要性を感じている」企業が42.1%で、前回調査を4.3ポイント下回った。食肉・食鳥肉販売業では「必要性を感じている」が45.8%、「必要性を感じていない」が54.2%。

実施の必要性を感じている設備投資の目的は「補修・更新」が71.5%で最も多く、次いで「売り上げ増加」が38.5%、「合理化・省力化」が28.6%の順。

設備投資の予定金額は「100万円以下」が34.5%で最も多く、全体の約3割。設備投資の予定時期は「1年以内」が42.8%で、全体の約4割となった。

今後の設備投資の問題点は「自己資金が不足している」が45.7%で最も多く、次いで「設備投資の金額が高額」が45.5%、「現在の収支状況からみて返済負担の増加が心配」が40.4%の順となった。