週刊現代に抗議 日本卵業協会

(一社)日本卵業協会は2月8日、㈱講談社を訪問し、週刊現代編集責任者宛てに、米山大介会長名で以下の抗議文を提出した。

御社本年2月13日号掲載「大反響第2弾 日本のタマゴはこんなに危ない」に抗議します。

1.「廃鶏を150羽ほど解剖調査したところ9割以上に子宮や卵巣の疾患があった。」

通常では考えられないかなり異常な事態だと思います。読者は日本の養鶏場はみなこうだと誤解する恐れがあります。いつ、どこの養鶏場のお話かをお知らせください。

2.「鶏舎の中にはネズミやダニも多く、疾病が蔓延しないように採卵鶏は育成段階で大量の抗生物質が与えられている。」

育成段階で抗生物質が与えられる場合は法律による使用制限を守っております。大量という表現は読者に不要な不安を与えます。何を根拠に大量というのかをお知らせください。

3.賞味期限の偽装

賞味期限を偽装していると書かれていますがどこの業者が偽装をしていたのでしょうか。読者は日本の卵の賞味期限がみな偽装されていると誤解する恐れがあります。いつ、どこのお話かをお知らせください。

前回分を含め本特集は全体的に日本の卵の危険性をあおり、鶏卵に携わる我々協会員の販売活動を妨害するものです。これ以上日本の卵を確たる根拠なく貶めることがないよう強く抗議するとともに、上記1~3に対する速やかな回答をお願いします。

【これへの回答と再度の抗議内容は次号】