親どり肉の魅力をPR 日本成鶏処理流通協議会の青年部

居酒屋Japanに初出展

親どり肉の試食提供とリーフレットの配布、声がけなどを行なった。

各氏が生産体制や食味を説明

もも肉を小さく切って鉄板焼きで提供。焼きたてを手前に、常温を奥とした

日本成鶏処理流通協議会の青年部(部長=荒川大祐㈲力食鳥社長)は、飲食店や食肉加工の関係者らに親どり肉をPRしようと「居酒屋Japan」に初出展。試食用に会員企業の親どり肉50キロ分を用意し、もも肉の鉄板焼きや、ハンバーグ、つみれ汁として振る舞った。

なかでも居酒屋メニューにぴったりの鉄板焼きは、万人が弾力感を楽しめるようにと一口サイズにカット。親どり肉本来のうま味を生かすため、塩コショウだけの味付けで焼きたてを提供した。

試食者からは好意的な反応が多く、「炭火でなくても十分うまい」「ビールが欲しくなる」「親どりがおいしいのは知っていた」「フードロスの面からも大事にすべき食材」などの意見も。

親どり肉の説明に当たった㈱高井産業(茨城)の青木弘希取締役は「まずは加工メーカーとの商談が重要と考える。魅力的な商品が市販されることで、親どり肉が一般家庭の食卓に上ったり、飲食店で注文される機会が増えていく。認知度を上げて、各家庭が正肉を買って調理する流れを作ることができればと思う。そのためにも多くの人に食べていただき『親どり肉とはこういうもの』と知ってもらいたい」と話す。

試食後に関心を持った店主やバイヤーらには、価格については各会員と相談してほしいと伝え、この日のために作成した同協議会の会員企業の所在地マップと、ご当地親どり料理のグルメマップを配布。

グルメマップには、北海道で炭鉱夫の胃袋を支えた『美唄やきとり』や、B1グランプリで一躍有名になった『甲府鳥もつ煮』、三重県松阪市のソウルフードともいわれる『鶏焼肉』、印南養鶏農協(兵庫)も製造・販売する播州名物の『ひねポン』、岡山県笠岡市のご当地麺で親どりチャーシューが乗る『笠岡ラーメン』、全国的に知名度が上がっている香川県の『骨付鳥』などを掲載した。

南薩食鳥㈱(鹿児島)の徳満一成常務は盛況となった初日を振り返り「焼きたてを味わってもらうことで、親どりの本当のおいしさを伝えられた。凝った料理にも使えるが、小さく切って、シンプルな味付けで焼いて食べるだけでもおいしい。ブースでは普段お会いする機会のない経営者やバイヤーの方々と商談でき、各自がいただいた名刺は当協議会の全会員にフィードバックする。親どりは加工原料として重宝されてきた食材だが、一般への知名度はまだまだ低い。ただ、だからこそ伸びしろがあると考えて消費拡大に努めていきたい」と意欲的に話していた。