緒方エッグファーム 『平飼いオメガ有精卵』発売

熊本初の機能性表示食品(生鮮食品分野)

㈱緒方エッグファーム(緒方克也社長―本社・熊本県合志市)は、熊本県初の生鮮食品分野での機能性表示食品『竹林かぐや姫 平飼いオメガ有精卵』を5月末に発売する。

同社は九州地域バイオクラスター推進協議会と、熊本県産業技術センターと共同で、植物の亜麻由来の「オメガ3系脂肪酸」の給餌量や、同時に与える飼料の成分、鶏の飼育環境について研究を重ね、中性脂肪を下げる機能が報告されている「EPA(エイコサペンタエン酸)」と「DHA(ドコサヘキサエン酸)」を鶏卵中に安定的に含有させることに成功。3月22日に、生鮮食品としては熊本県初の機能性表示食品として受理された。

EPAとDHAを、通常の卵の約3倍の可食部100g当たり216.9mg(うちEPAが42mg、DHAが174.9mg)含んでいる。1パック6個入りで、直売店や合志市内の物産館などで販売する予定。