米国農務省が5億ドルで実施 第4弾の農畜産物買い上げプログラム

米国農務省(ソニー・パーデュー長官)は10月23日、農畜産物を新型コロナウイルスの影響を受けた農家から買い上げて必要な人に渡す「ファーマーズ・トゥー・ファミリーズ・フードボックスプログラム」の第4ラウンドを5億ドル(約5250億円)規模で実施すると発表した。

各州に必要な量のフードボックスを割り当て、ラストワンマイルまでの細かな配送先と請け負い契約の詳細などを提出した慈善団体やフードバンクなどが、乳製品や畜肉、卵を含む新鮮な食品を必要な人に届ける。

パーデュー長官は「同プログラムが全米の(農畜産物の)販売者、フードバンク、信仰団体、非営利団体などからきわめて高く評価されていることを嬉しく思っている。既に1億1000万箱を届け、現在も数百万箱が必要な人のもとに運ばれている」とコメントしている。