第三者割当増資を実施 江夏商事ホールディングス

江夏商事ホールディングス㈱(岩﨑和也社長―本社・宮崎市)は、7月15日に伊藤忠商事㈱(本社・東京都港区)と㈱宮崎銀行(本社・宮崎市)を引き受け先とする第三者割当増資を実施した。両社の持株比率はそれぞれ5%になった。

江夏商事グループは明治33年(1900年)の創業以来、安全・安心な鶏肉を消費者に届けるため、生産から加工・販売までを一貫体制で手掛けており、近年では直営農場の追加展開、提携企業との取り組み、集鳥運搬における日本初のシステム導入など積極的に投資し、年間取り扱い羽数は2000万羽規模となっている。

今年度より掲げている中期経営計画〝Challenge 2024〟でも、自ら変化し挑戦し続ける企業として、①ブロイラー事業の成長加速②積極的なM&A取り組み③新規事業創出――の3点に注力している。

今回の第三者割当増資は〝Challenge 2024〟の推進を加速するための資金調達と新たな株主による販路拡大、M&Aを含む取り組み推進のサポートを目的とするもの。さらにSDGsへの取り組みでも新たな株主の知見や協力を得て、サステナブルな社会の実現に貢献していくとしている。