直近3か月の鶏肉輸入は2.4%減 1~6月の殻付卵輸出は59%増

財務省は2019年6月分の通関実績をまとめた。

《鶏肉関係輸入》鶏肉は前年同月比1.2%減の4万3360トン(ブラジルは10.2%増の3万3028トン、タイは29.1%減の8601トン)。鶏肉調製品は5.1%減の3万8993トン。この結果、直近3か月(4~6月)の鶏肉輸入量は前年同期比2.4%減の13万7199トン、鶏肉調製品は横ばい(0.1%減)の12万4834トンとなった。

上半期累計は鶏肉が6.7%減、鶏肉調製品が2.2%増、鶏の肝臓が10.4%増、七面鳥肉が6.5%減、家きん肉が27.8%減、その他の家きん肉調製品が35.7%増。

鶏肉関係の輸入実績2019

《鶏卵関係輸入》凍結全卵は前年同月比0.9%増、凍結卵黄は6.0%減、凍結卵白は33.3%減、全卵粉は15.5%減、卵黄粉は28.9%増、卵白粉は11.9%減。殻付卵は36.5%増の11トン。最大の輸入品目は卵白粉で、直近3か月では前年同期比10.0%減の2424トンが入った。

上半期累計は凍結全卵が9.6%減、凍結卵黄が11.1%増、凍結卵白が25.7%減、全卵粉が23.9%減、卵黄粉が18.6%減、卵白粉が3.1%減、殻付卵が5.8%増。

6月の輸入卵の殻付換算は前年同月比9.8%減の7266トン。上半期累計では前年同期比6.5%減の5万6158トン。

鶏卵関係の輸入実績2019

《鶏肉・鶏卵関係輸出》上半期累計では鶏肉が前年同期比7.3%増の5024トン、殻付卵が59.1%増の3859トン。

鶏肉・鶏卵関係の輸出実績2019