畜産フェスタで地場産卵を販売 愛知県養鶏協会

協会ブースでは、地元産の赤玉10個入りパックを販売

協会会員の高橋養鶏もキッチンカーで参加

(一社)愛知県養鶏協会は10月24日、岡崎市の愛知県畜産総合センターで開かれた恒例の「愛知県畜産フェスタ」に参加し、県産卵の魅力をアピールした。

同フェスタは毎年、愛知県養鶏協会や(一社)名古屋コーチン協会なども参加する「愛知の畜産物消費促進推進協議会」と愛知県が主催。多くの畜種の団体が協力して、搾乳体験や競走馬の模擬レース、ひよことのふれあいコーナーなどが用意され、消費者が畜産に親しむ機会となっているが、今年は新型コロナウイルス対策のため、畜産体験や動物とのふれあいコーナーなどは設けず、物販を中心に開催。

事前広報も岡崎市内の一部だけとし、来場者には「適切な距離の確保」や手指の消毒、検温への協力、マスクの着用、接触確認アプリ(COCOA)の導入と連絡先の提供を求めるなど、厳しい体制での開催を余儀なくされ、同日は地域の学校行事とも重なったが、例年の4分の1程度の2000人弱が会場を訪れ、様々な県産の畜産物や加工品を買い求めた。

愛知県養鶏協会は、地元岡崎市産の赤玉10個入りパックを販売。「2パックお買い上げ」で、空くじなしの「くじ引き大会」(特賞は「まんげつ濃厚卵」6個入り)への参加権をプレゼントし、県産卵の消費拡大と、卵の魅力のPRに努めた。

会場内の試食コーナーでは、みかわ牛や同県産豚肉とともに、名古屋コーチンも出展。

同協会会員の㈲高橋養鶏(豊橋市)はキッチンカーも出店し、たまごサンドや塩からあげ、プリンなどを販売。「名古屋コーチンフランク」などを販売するコーナーもあり、〝養鶏発祥の地〟ならではの鶏肉や卵を使った商品が多数販売された。