王子駅が〝玉子駅〟に?! たまご知識普及会議

「いいたまごの日」に合わせ卵の魅力をPR

東京都北区のJR王子駅が10月22日から11月7日まで「玉子駅」をPRするポスターや手作りアートで賑やかに飾りつけられ、全国各地の人気ブランド卵が買える「幻のたまご屋さん」も出店。駅を訪れた多くの人が、日本の卵の魅力に触れた。

キャンペーンの名称は『たまごとごはんでたまごはん』。(一社)日本養鶏協会・国産鶏卵に関する普及啓発問題検討委員会、(一社)日本卵業協会、JA全農たまご㈱、キユーピータマゴ㈱で構成する「たまご知識普及会議」が、(一社)日本たまごかけごはん研究所(上野貴史代表理事)、㈱JR東日本クロスステーションリテールカンパニー(白石敏男カンパニー長)とコラボし、11月5日の「いいたまごの日」に合わせて共同で企画・実施したもの。

改札外に置かれた「幻のたまご屋さん」では、北海道から沖縄まで幅広い産地の個性豊かな卵を約50種類販売。800円の6個入りモウルドパックに好きな卵を入れる方式で、各産地のこだわりが詰まった卵選びを楽しむ多くの消費者の姿がみられた。

店舗では、たまご知識普及会議が推奨している「めだま焼き丼」に合う卵や食べ方なども紹介。11月5~7日には、TKGに合う卵ナンバーワンを選ぶ『第3回たまごかけごはん祭り』も開催した。

〝王子〟と〝玉子〟の縁は、文字がそっくりというだけではないようでJR王子駅の担当者は「たまごの魅力を学んでみると、『扇屋』(王子駅近くの老舗)の名物卵焼きは、落語『王子の狐』に登場することも分かり、当駅の駅キャラクターの〝きつね王子〟との深いつながりを感じずにはいられません」とコメントしている。

階段は「玉子駅」一色に

エレベーターには卵を持った〝きつね王子〟も

改札の案内板でも「玉子駅」をPR