渡辺ケミカルがニュートリアドの製品販売へ

医薬・食品・工業用途などの原料商社である渡辺ケミカル㈱(本社・大阪市中央区)は6月6日、世界80か国以上に飼料添加物や混合飼料を販売するベルギー・ニュートリアド(Nutriad)社の製品を日本で販売することで合意したと発表した。

ニュートリアド社は5月30日から6月1日まで名古屋市で開かれた「国際養鶏養豚総合展(IPPS)2018」に出展し、日本の飼料関係者や畜産生産者に製品を紹介した。渡辺ケミカルは、引き続きニュートリアド社製品の日本でのプロモーション活動を行なう。

ニュートリアド社のエリック・ビッサーCEOは「過去2年間にわたり、渡辺ケミカルと関係を構築し、日本の市場を認識して製品の可能性を検討してきた。ニュートリアド社の製品は抗生物質などに頼らないで、家畜の生産性の改善を目指す。科学的なデータに基づき、技術的なサポートを実践することで、その実現を求めていく」とし、渡辺ケミカルの畑中茂弘社長は「今回ニュートリアド社とのパートナーシップを発表できることを喜んでいる。誠実で信頼できるニュートリアド社と協同して、日本の畜産業の発展に貢献できるように取り組んでいく」などとコメントしている。

問い合わせは渡辺ケミカル東京支社の小鮒、菱沼の両氏(電03-6402-3731、F03-6402-3735)へ。