死亡鶏巡回監視システム 大豊産業が開発

自動巡回ロボットとAIを活用

トータル・エンジニアリング企業として省力化やインフラ整備、新エネルギーなどの幅広い分野で事業を展開する大豊産業㈱(乾篤之社長―本社・香川県高松市寿町1-1-12)は、採卵鶏農場のケージ内の死亡鶏を検知する『死亡鶏巡回監視システム』(特許出願中)をこのほど開発した。

『死亡鶏巡回監視システム』は、自動巡回ロボットとAI(人工知能)を活用し、鶏舎内の巡回の自動化を実現。巡回時の監視画像を事務所のパソコンで確認できるほか、ケージ内の死亡鶏を検知すると、農場管理者の携帯電話にメールで通知する。これにより、死亡鶏に引っかかった卵の腐乱防止や、農場管理者の作業効率の向上などが期待される。

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