東京で鶏卵規格取引研修会 28日には京都でも

中央鶏卵規格取引協議会(事務局・(一社)日本養鶏協会内)は9月14日、東京都中央区の馬事畜産会館で『平成30年度鶏卵規格取引研修会(東京会場)』を開いた。鶏卵生産者や流通関係者ら約70人が受講し、同取引で格付責任者の資格となる修了証書が授与された。

研修会では農林水産省生産局畜産部食肉鶏卵課の伊藤寿課長補佐が『鶏卵を巡る情勢』、東京農業大学前教授の信岡誠治氏が『鶏卵のサステナビリティについて』、食品・環境衛生研究所の横関正直主宰が『GPセンターの衛生管理~安全な鶏卵の生産と供給のために~』、消費者庁食品表示企画課の村松裕文調査表示係長が『食品表示制度の概要および生鮮食品(鶏卵)の栄養成分表示』、同庁表示対策課の川島昌和課長補佐が『景品表示法の基本的な考え方』、鶏卵公正取引協議会の井ノ口勝也事務局長が『鶏卵の表示に関する決まり(公正競争規約)』について講義した。

この中で伊藤課長補佐は「鶏卵は国民生活に欠かせない重要なたんぱく源。皆さんには安全で高品質、国民に親しまている卵を将来にわたって供給していただきたい」と呼びかけた。

鶏卵規格取引研修会は、9月28日に京都市下京区の京都リサーチパーク東地区1号館でも開かれる。