有機の畜産食品にJASマーク 7月16日から

農林水産省は7月16日から、有機畜産物(牛肉、卵、牛乳など)とその加工品(ハム、チーズ、バター、チョコレート、ラクトアイスなど)にJAS認証とJASマークを付けることで、消費者が有機JASの食品かどうかを客観的に判別できるようにする(輸入品も対象)。

国内外で有機などと表示された畜産食品の需要が近年高まり、流通量が増えている中で、消費者からJASマークによる分かりやすい表示が必要との声が寄せられたため。

対象となる畜産物と加工品の事業者が、有機JASマークがないのに「有機」と表示した場合は、農林水産大臣から表示の除去や販売の禁止が命じられる。

命令に違反した場合は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金(法人の場合は1億円以下の罰金)が科せられることがある。

問い合わせは(独)農林水産消費安全技術センター本部(電050-3481-6023)へ。