春夏新商品11品を発売 ケンコーマヨネーズ

『惣菜亭厚焼き卵』をお茶漬けの具材としても提案

ケンコーマヨネーズ㈱(東京本社・東京都杉並区)は2月15日に春夏新商品11品の販売を開始した。

各商品とも、①おいしさと楽しさ②作業性と簡便性の良さ③食品ロス(使い残し)の削減――などをテーマに開発したもので、卵関係では、2月から稼働を始めた「静岡富士山工場第2工場」の第1弾商品として『惣菜亭厚焼き卵』『惣菜亭だし巻き卵』の小容量タイプ(両商品とも100グラム)も含まれる。

1月30日の東京本社での商品発表会には、島本国一常務執行役員商品開発部門長や矢野輝彦商品開発本部長らが出席。島本常務はダイエットクック白老新工場(北海道)や、静岡富士山工場第2工場など4つの新工場の着実な稼働で生産体制を強化するとともに、各工場で生産能力の平準化を図っていくと強調。その上で「これまで蓄積してきた商品開発力とメニュー提案力をますます磨き、サラダ料理の拡大や、食の世界・食の可能性を広げることが我々の使命であると考えている」などと述べた。

4切れにカット済みの『惣菜亭だし巻き卵』

新商品の特徴は矢野本部長らが説明。卵焼きの2商品は国産鶏卵を工場で割卵して生産するもので、厚焼き卵は「焼津製造鰹節のだし」を使用。だし巻き卵には鰹節のだしと「北海道産真昆布のだし」を使っていると紹介した。

卵焼きにフィットする容器は一定の硬度があるためつぶれにくく、電子レンジでそのまま加熱できることもポイント。また、100グラムいう小容量タイプのため、各店舗の食品ロス削減にも貢献する。

保存料不使用だが、賞味期間は冷蔵で製造日から30日。惣菜亭シリーズの開発担当者は「生産ラインの徹底的な衛生管理と、焼きたての卵焼きを最善の方法でパッキングすることで高品質を維持できる」と話していた。
このほか、主にタイ産鶏肉を使った『チキンと4種具材の中華サラダ』や、各国で親しまれている味を手軽に楽しめる「世界のソース」シリーズから 『ハワイアンポキソース』『メキシカン