日本たまご研究会3月12日開催へ 京都女子大学で奥村彪生氏ら講演

日本たまご研究会(松田治男会長―事務局・京都女子大学八田研究室内)は、「第16回日本たまご研究会 Egg Science Forum2021」を3月12日(土曜日)午後1時から午後5時まで、京都女子大学B501教室で開催する。

同研究会は、2004年の「第1回日本たまご研究会」以来、毎年秋の京都で、卵について最新の知見や深い知識が学べるイベントを開催してきたが、一昨年以降は感染状況や社会情勢を考慮して延期としていたもの。

今回は「たまご料理を科学する」をテーマに、伝承料理研究家(学術博士)の奥村彪生(あやお)氏が『江戸グルメ本に学べ!万能卵活用術』の演題で基調講演し、㈱林原の藤新令奈氏が『だし巻き卵のふわふわ感を科学する』、九州女子大学の山本亜衣准教授と、中村学園大学の吉岡慶子名誉教授が『スポンジケーキの膨化を科学する』、京都女子大学家政学部の八田一教授が『魯山人の卵かけご飯を科学する』のテーマで講演する予定。

『卵の早期導入と卵アレルギー発症予防の研究』の演題で、同研究会の第3回「エコたま表彰」を受賞した浜松医科大学小児科学講座の夏目統氏も講演する。

同会では感染対策を取り対面での開催を目指しているものの、最終的な開催形式は2月中旬に判断することにしている。