採卵用めす0.7%増、ブロイラー用4.8%増 9月え付け

(一社)日本種鶏孵卵協会は10月31日、2019(令和元)年9月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー26場、ブロイラー64場が回答)を公表した。

調査協力孵化場から報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月に比べ1.2%増の878万6000羽、ブロイラー用ひなは3.5%増の6187万羽。

これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同月比0.7%増の895万6000羽、ブロイラー用ひなは4.8%増の6511万6000羽。

地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは北海道、東北、関東・東山、中国で増加。ブロイラー用ひなは北海道、東北、北陸、関東・東山、近畿、中国、九州、沖縄で増加した。

本紙で試算した1~9月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比4.7%減の8064万羽、ブロイラー用ひなは1.8%増の5億5582万羽となった。

9月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年に比べ12.8%増の8万8000羽(うち種鶏めすは11.3%増の7万9000羽)、ブロイラー用種鶏は8.7%増の42万5000羽(うち種鶏めすは9.4%増の37万3000羽)。

本紙で試算した1~9月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比0.2%増の88万8000羽(うち種鶏めすは0.5%増の80万羽)、ブロイラー用種鶏は1.5%減の409万7000羽(うち種鶏めすは1.5%減の360万6000羽)となった。