採卵用めす0.7%増、ブロイラー用0.9%減 4月え付け

(一社)日本種鶏孵卵協会は5月29日、令和2年4月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー27場、ブロイラー65場が回答)を公表した。

調査協力孵化場から報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月に比べ0.7%増の869万4000羽、ブロイラー用ひなは0.9%減の6072万6000羽。

これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同月比0.7%増の929万2000羽、ブロイラー用ひなは0.9%減の6225万8000羽。

地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは、東北、北陸、中国、九州で増加。ブロイラー用ひなは北海道、東北で増加した。

本紙で試算した1~4月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比5.1%増の3806万5000羽、ブロイラー用ひなは1.5%増の2億5043万1000羽となった。

4月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同月比5.9%増の14万4000羽(うち種鶏めすは5.7%増の13万羽)、ブロイラー用種鶏は23.3%減の39万2000羽(うち種鶏めすは24.9%減の34万4000羽)。

本紙で試算した1~4月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比3.6%増の43万1000羽(うち種鶏めすは1.6%増の38万1000羽)、ブロイラー用種鶏は7.0%減の178万4000羽(うち種鶏めすは7.5%減の156万8000羽)となった。