採卵用めす0.2%増、ブロイラー用1.6%増 7月え付け

(一社)日本種鶏孵卵協会は8月31日、令和2年7月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー27場、ブロイラー63場が回答)を公表した。

調査協力孵化場から報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月に比べ0.2%増の935万9000羽、ブロイラー用ひなは1.6%増の6129万2000羽。

これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同月比0.2%増の986万3000羽、ブロイラー用ひなは1.6%増の6212万8000羽。

地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは、東北、関東・東山、中国、四国、九州で増加。ブロイラー用ひなは北海道、東北、北陸、近畿、九州、沖縄で増加した。

本紙で試算した1~7月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比5.0%増の6688万7000羽、ブロイラー用ひなは1.7%増の4億3427万5000羽となった。

7月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同月比30.1%減の6万5000羽(うち種鶏めすは28.6%減の6万羽)、ブロイラー用種鶏は19.8%増の52万6000羽(うち種鶏めすは19.7%増の46万2000羽)。

本紙で試算した1~7月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比1.6%減の71万6000羽(うち種鶏めすは2.4%減の64万羽)、ブロイラー用種鶏は2.9%減の315万7000羽(うち種鶏めすは3.1%減の277万3000羽)となった。

ひなえ付け羽数の推移