店内飲食と持ち帰りの税込み価格を統一 KFC

10月の軽減税率制度導入で

日本ケンタッキー・フライド・チキン㈱(近藤正樹社長―本社・横浜市)は、今年10月1日から予定される消費税率10%への引き上げ、軽減税率制度の導入に対し、店内での飲食時と、持ち帰り時の税込価格を統一すると決定した。

オリジナルチキンは現行価格から変更せず、店内飲食時は1ピース250円(本体価格227円+消費税10%)、持ち帰り時も250円(同231円+消費税8%)とする。また、一部のセットやパックメニューなどは価格を調整する予定。

同社の野村聖執行役員は「KFCはもともとテイクアウトが比率が約7割と高い。お客様からみた買いやすさを一番に考え、お客様、従業員にも分かりやすく、混乱がないようにした」と話している。