国産の次亜塩素酸水生成タブレット『ジアグリーン』 ミツミホールディングスが販売

鋼管や自動車部品、衛生用品などを製造販売するミツミホールディングス㈱(吉田大樹社長―本社・東京都千代田区)は、養鶏業界に向けて次亜塩素酸水生成タブレット『ジアグリーン』【写真】の提案を強化している。

ジアグリーンは、水道水にタブレット(錠剤)を溶かすだけで安定した品質の次亜塩素酸水をつくれるのが特徴。水溶液は一般細菌から芽胞菌まで幅広い効果が期待でき、pHは5.0~6.5の微酸性。手指、衣服、器具、空間などを除菌・消臭でき、大手企業や医療施設、パチンコチェーン、公益財団法人、官公庁、自治体などに導入実績がある。

ジアグリーンの専用噴霧器は据え置き型とハンディタイプを販売しているが、鶏舎内に噴霧する場合は通常の背負い式やキャスター付き噴霧器でも問題ないとのこと。

現在、東日本の養鶏場にサンプル品を配布しているところで、吉田社長は養鶏業界での普及を目指す理由を「卵や鶏肉生産はいわゆるエッセンシャルワーク(必要不可欠な仕事)で、そこで働く人たちは感染症への不安と同時に、鳥インフルエンザという見えない敵とも闘っている。ジアグリーンはオフィスを中心に広まってきたが、農業や畜産、特に養鶏で役立てると考えている。私の知る限り、タブレットタイプの国産品は他にない。いつでも、どこでも、誰でも簡単に生成でき、保管場所をとらないというメリットも訴求したい」と話す。

営業担当の野本正尭氏は「養鶏業界の皆さまにとって、次亜塩素酸水はサルモネラやカンピロバクター対策などでなじみがあると思う。ジアグリーンは使いたいときに水に溶かせば良いので、劣化によるpH値や品質の変化もない」と紹介している。

1錠で5リットルの次亜塩素酸水(100ppm)をつくれる『ジアグリーン タブレット5000〈10錠入り〉』は税別4500円(1錠〈5リットル分〉当たり450円)。お試し用の小容量タイプや、大容量パックなどもある。

問い合わせは同社営業部(電03-6256-8123)の野本氏または同氏の携帯電話(090-9236-8934)へ。