千葉県の台風15号被害 農林水産業は428億円

千葉県は10月11日、台風15号による農林水産業の被害額の合計が約427億5500万円になったと発表した。前回集計(10月4日)から約15億8800万円増えた。このうち畜舎などの施設は君津市、市原市、旭市を中心に283ヘクタール・約39億6400万円(前回集計比8ヘクタール増・約4億4500万円増)。

畜産の被害額は約10億3900万円(同約4300万円増)。このうち採卵鶏・ブロイラーなどは市原市、山武市、袖ケ浦市を中心に48万羽・約5億6100万円(同4万羽増・約1800万円増)、その他家畜(乳用牛・豚など)は成田市、銚子市、八街市を中心に7400頭・約2億5900万円(同493頭増・約2000万円増)、畜産物(生乳・鶏卵など)は君津市、香取市、南房総市を中心に1733トン・約2億1900万円(同38トン増・約500万円増)となっている。被害調査は継続して行なっており、今後も積み上がる可能性がある。