共和機械 ミニ割卵機『QK-30シリーズ』発売

使用環境や用途に合わせて3タイプから選択

共和機械㈱(友末琢磨社長―本社・岡山県津山市河面375)は、殻付卵の手割り作業に置き換わる新発想のミニ割卵機『QK-30シリーズ』を開発し、発売した。

『QK-30シリーズ』は、1日に数十kgから数百kgの割卵作業に、ほど良く適合するミニサイズの割卵機。割卵性能の鍵となるクラッカーユニットには同社の上位クラスの割卵機と同様の高性能なものを備えており、簡単な操作で誰でも正確かつ連続的に割卵できる。

『QK-30シリーズ』には、手動式ハンドルを備えた卓上タイプで電源が不要な『QK-30T』、モーターを搭載した卓上タイプで自動式の『QK-30M』、キャスター付きのワゴンと一体型で自動式の『QK-30W』の3タイプがあり、使用環境や用途に合わせて選ぶことができる。

主な特長は次の通り。

①処理能力 毎時最大2000卵(毎分約33個)。

②外形寸法 QK-30T=全幅500mm×全高590mm×奥行き860mm▽QK-30M=全幅500mm×全高660mm×奥行き990mm▽QK-30W=全幅500mm×全高1100mm×奥行き820mm。

③電源仕様 AC100V 50/60Hz 60W。

④手回し式のQK-30Tは任意のスピード、モーター式のQK-30MとQK-30Wは2段階の速度調整機能付き。

⑤本体部分は食品グレードのステンレスで構成され、電装パーツは防水タイプ、卵が触れる主要なパーツは簡単に取り外して清掃することができるため衛生的。

⑥キャスター付きワゴンと一体型のQK-30Wには、割卵後の卵殻と液卵の回収を補助する収納式の棚を装備。

『QK-30シリーズ』は、従来の手割り作業の手間と労力を大きく軽減する新機軸の割卵機で、共和機械は「国際養鶏養豚総合展2022」(4月27~29日)と「FOOMA HAPAN2022」(6月7~10日)に出展し、『QK-30シリーズ』を展示する。

問い合わせは同社営業部(電0868-26-6600、F0868-26-6608、Eメール=info●kyowa-machinery.co.jp)へ。

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