ヨシダエルシスがグランプリ 第52回グッドカンパニー大賞

(公社)中小企業研究センターは12月4日、経済産業省や文部科学省、商工会議所などの推薦をもとに、経済的・社会的に優れた成果を挙げている企業を表彰する『第52回グッドカンパニー大賞』の受賞17社を発表し、養鶏・畜産機器メーカーのヨシダエルシス㈱(吉田卓司社長―本社・和歌山県御坊市)が最優秀賞のグランプリを獲得した。

同社は、養鶏業を営んでいた吉田八五郎氏が1958年に日本初となる手押給餌機(配餌方式)を開発し、65年に法人化。84年に吉田擴氏(現会長)が社長に就き、87年には本社新工場を竣工した。

会社設立50周年の2015年からは吉田卓司社長の指揮の下、精密養鶏を実現するための各種ケージシステムをはじめ、給餌・給水、空調、集卵、消毒などの各機器の一貫生産を継続。これらの取り組みが歴史と実績のある中小企業として高く評価されたもの。

グッドカンパニー大賞の表彰式は2月4日に経団連会館経団連ホールで開かれる。