ハッピーイースター卵あそびコンテスト 20回目の表彰式

文部科学大臣賞を受賞した小学生の部の溝口貴子さんの作品㊤と中・高校生の部の小林明日香さんの作品㊦

イセ文化財団とハッピーイースター卵あそびコンテスト実行委員会(伊勢彦信代表―東京都千代田区)は8月18日、「第20回ハッピーイースター卵あそびコンテスト」表彰式を、有楽町の東京交通会館グリーンルームで実施した。

同コンテストは、文部科学省や東京都、NHK、(公社)全国学校栄養士協議会、イセ食品㈱など20の団体や企業の協賛・後援・協力を得て、卵の殻を素材としたアート作品と、卵料理レシピを募集し、優秀作品を表彰するもの。

20回目を迎えた今回は、卵の殻を利用したアート部門(小学生、中・高校生、団体)に64作品、レシピ部門に50作品の計114作品の応募があり、アート部門では、小学生の部は溝口貴子(みぞぐち・きこ)さんの「みんな仲よし海の中の卵魚達」、中・高校生の部は小林明日香(こばやし・あすか)さんの「エビとザリガニのエンドレスチョキジャンケン」、卵料理レシピ部門では張嘉妙(ちょう・かみょう)さんの「シュワとろっ!太陽の茶碗蒸し」がグランプリ(文部科学大臣賞)を受賞した。

このほか、各部門で準グランプリ賞、イセ文化財団賞、優秀賞、団体賞、後援・協賛・協力各企業からの特別賞などが贈呈され、合計39作品が表彰された。

表彰式では、長島美保子実行副委員長(全国学校栄養士協議会会長)や大貫康雄(公社)自由報道協会代表理事(元NHKヨーロッパ総局長)らがあいさつするとともに、審査委員長の田保橋淳多摩美術大学名誉教授らが講評を述べた。また、卵大使に任命された丸山和也参院議員(弁護士)、「開運なんでも鑑定団」鑑定士の北原照久氏からもビデオメッセージが寄せられた。

実行委員会を代表して謝辞を述べた伊勢孝雄イセ文化財団理事は、多くの応募があったことと、協賛・後援・協力の各団体や企業に謝意を表するとともに、「今後もハッピーイースター卵あそびコンテストを通じ、子供たちのアートへの取り組みに貢献していきたい」と述べた。