ナベル クラウド卵質管理システム『KENZO』サービス開始

卵質データをどこでも閲覧、社内共有をスムーズに

㈱ナベル(南部邦彦社長―本社・京都市南区西九条森本町86)は、卵質測定装置「DET6500」で測定したデータをクラウド上で管理するシステム『KENZO』のサービスを4月1日に発売した。

『KENZO』は、高速・高精度な卵質測定装置として世界50か国以上で採用されているDETシリーズの測定データをクラウド上に保管し、パソコンやスマートフォンでいつでもどこでも、閲覧できるサービス。

専用の端末を卵質測定装置に取り付けると、農場やGPセンターで測定した卵質データがクラウドシステムへ送信され、すぐに事務所で確認できるほか、卵質データの推移をグラフで視覚的に表示する。

農場や製品単位で基準値や危険値を設定することによって品質不良へのアラート発信が可能で、測定ロットごとのグラフ推移や、危険値を検出した場合のアラート通知で品質不良への気付きをサポートする。

手打ち入力による間違い、紙への出力やファイリングの手間、インクの消耗、用紙の紛失などを削減し、情報共有の仕組み改善に貢献する。

また、手軽に情報にアクセスできるため、関係者の意識向上、問題点や改善点の検討頻度が高まるといった効果も見込まれる。

専用端末の寸法は、幅120mm×高さ90mm×奥行き29.5mm。

問い合わせはナベル(電075-693-5310、F075-693-5311、Eメール=nabel●mail.nabel.co.jp)へ。

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