オムライスの絵本「たまごのおふとん」で子どもたちを笑顔に アキタフーズ

児童館・図書館に700冊寄贈へ

南板橋児童館で実施した絵本「たまごとおふとん」の贈呈式

㈱アキタフーズ(岡田大介社長―本社・広島県福山市)は、オムライスの絵本で、食の大切さを楽しく学んでもらい、子どもたちを笑顔にしたいと、テレビCMの人気キャラクター〝寝冷えネコ(きよニャ)〟を起用した絵本「たまごのおふとん」700冊を児童館や図書館に寄贈する活動を始めた。

同社は、卵を通じて食生活を豊かにし、「未来の食卓」を想像することを目指して様々な活動を行なってきたが、毎月19日が「食育の日」に当たることに着目。8月19日に第1弾として、東京都板橋区をはじめとする23区内の児童館や図書館、本社のある福山市の図書館などに合計214冊を寄贈した。

今回の寄贈先の1つである板橋区の南板橋児童館では、寄贈式が行なわれた後、古谷千加子副館長が来館した子どもたちに「たまごのふとん」を読み聞かせた。子どもたちからは「ママ、今度たまご作りたい」などの声も上がり、館内は和やかな雰囲気に包まれた。

同社では、今後も23区の児童館・図書館を中心に順次寄贈する予定。

南板橋児童館の古谷副館長は「寄贈いただきありがとうございます。児童館でも、親子の皆さんと、この絵本を通して卵のことや、おいしく食べられる調理方法を私たち職員も一緒に学んで、伝えていこうと思います」とコメントしている。