アメリカン・エッグ・ボード(AEB)がデザートで消費拡大

ホームページで「エッグトレンズ」キャンペーン

AEBのキャンペーンロゴ㊨と、ガーソンさん考案の焼きメレンゲが乗ったタルト㊧

アメリカン・エッグ・ボード(AEB)は今秋、卵の多様な機能性を応用した国際色豊かなデザートをトレンド(流行)として紹介する「インクレディブル・エッグ・トレンズ」キャンペーンを展開している。

ホームページ(https://www.incredibleegg.org/)では、ニューヨークのメキシコ風手作りアイススイーツ店(La Newyorkina)のオーナーシェフ、ファニー・ガーソンさんが説明する「パッションフルーツとメスカル酒のタルト、焼きメレンゲ乗せ」の作り方や、泡立て器のワンポイントアドバイスを紹介しているほか、イリノイ州のレストラン(Abreo)のオーナーシェフが考案した「スイートラベンダーオムレツ」「サフランシュークリーム」などのレシピも収録。

スイートラベンダーオムレツ

サフランシュークリーム

シカゴのレストラン(SMYTH)の塩入り甘草漬け卵黄、ニューヨークのブルックリンにある台湾風ベーカリー(win son bakery)の黒糖エッグタルト、カリフォルニアのドーナツ店(サイドカードーナツ)のエッグノック・ブリュレ・ドーナツ、ニューオーリンズのレストラン(ブレナンズ)のベークドアラスカなど、人気店の卵デザートも紹介。

SMYTHの卵黄を乗せたスイーツ

台湾風の黒糖エッグタルト

エッグノック・ブリュレ・ドーナツ

卵は起泡性や乳化性、熱凝固性、着色効果、香り成分を卵黄の脂質が保持する効果など、デザートづくりに不可欠な機能性を持っていることや、①消費者の93%はデザートを「先週食べた」②55%は「昨日食べた」③5人に2人は「外国風のデザートに興味がある」――といった回答を得た消費者アンケートの結果も紹介している。

AEBは1976年に、米国の鶏卵生産者が設立した組織。飼養規模7万5000羽以上の生産者から徴収(チェックオフ)した資金(19年は約2470万ドル。単価は鶏卵1ケース〈30ダース=360個〉当たり10セント)で、鶏卵需要拡大のための調査・プロモーション・啓発事業を行なうことを目的としている。

毎年、メディアと連携した卵のPR活動や、ホワイトハウスへのイースター用の卵のプレゼント、卵に関する研究の支援などを続けているほか、昨年は鶏卵の夕食需要の拡大や、コンビニの商品などに本物の卵を使っていることを示すシールを貼る「リアルエッグス認証」キャンペーンを実施するなど、卵の消費拡大活動を戦略的に展開している。