たまご業界の女性 一層の活躍へ交流 第3回「たまニコ女子交流会」

女性目線での卵の消費拡大策を話し合い、和気あいあいと情報交換した

女性の活躍促進が、様々な業界で求められている中、たまご業界でも〝女子力〟の一層の発揮を図ろうと、第3回「たまニコ女子交流会」が東京都千代田区のJA全農たまご㈱本社で開かれた。

同会は、①女性の目線での卵の消費拡大②なかなか会う機会がない業界の女子との情報交換――をテーマに、㈱技研食品の下園貴子取締役が企画して毎年開いているもの。第1回は㈱八千代ポートリー(横浜市港南区)、第2回はキユーピー㈱の仙川キユーポート(東京都調布市)で研修した。

今回は、産業の川上から川下までの各社で活躍する約15人が参加。冒頭、JA全農たまごの小原順司取締役経営企画本部長が「国内の鶏卵消費が少しでも増えるよう、活発な協議を」とあいさつし、下園氏が会の趣旨や近年の消費拡大運動について説明した。

出席者も自己紹介し、それぞれ「初めての業種の方とお話しできるのが楽しみ」「業界のことを学ばせていただければ」とあいさつ。全国の1500人以上の鶏卵業界関係者が力を合わせた一昨年の「たまニコAGAIN2018」や、同活動が国際鶏卵委員会(IEC)京都大会で同年の最も優れた鶏卵のマーケティング活動に選ばれたことなどを学んだ。たまご型のロボット「タピアくん」の進行で、JA全農たまごや全農グループの仕組みも研修した後、グループに分かれて卵の消費拡大の方策について、活発に協議した。