たまごの魅力もPR こども霞が関見学デー

日卵協やキユーピーなど参加

卵関連のゆる伽羅も子どもたちに大人気

東京・霞が関の各中央省庁は8月7、8の両日、恒例の『こども霞が関見学デー』を開き、農林水産省も職員や食品企業、農業団体の関係者らが、様々なイベントを運営した。

同イベントは、子どもたちに職場見学や体験イベントを通じて、社会や国の取り組みを知ってもらうことを目的に、各府省庁が連携して平成12年度から催している。

食品企業や関連団体がフードチェーンの様々な段階の活動を紹介する「フード・コミュニケーション・プロジェクト」(FCP)のコーナーには、(一社)日本卵業協会も参加。卵には「筋肉をつくるたんぱく質」や「脳の発育に必要なコリン」が含まれることをパネルでPRし、卵の正しい知識が学べる『たまごのソムリエ(タマリエ)検定』のチャレンジカードや、『たまごニコニコ料理甲子園 決勝大会レシピブック』のパンフレットも配布した。

卵に豊富なたんぱく質やコリン、殻までムダなく使っていることを紹介

日清食品ホールディングス㈱は、1958年のチキンラーメン誕生の経緯や、当時の開発目標などを紹介。

キユーピー㈱は、マヨネーズができるまでの工程や、卵の殻も「ムダなく使っている」ことなどをパネルで展示したほか、FCPの体験プログラムの一環で「卵はこんなものに使われているのを知っているかな?」がテーマの教室も開催。卵黄はマヨネーズに、卵白は水産練り製品や菓子などに、卵殻膜は化粧品・シャンプー・リンス、衣料原料、車のシート、食品に、卵殻はタイル・壁紙、カルシウム強化食品、土壌改良材、チョークなどに使われていることを、各製品の実物と一緒に子どもたちに紹介した。

会場には、農林畜水産業関連のゆるキャラも多数登場。JA全農たまご㈱の「オム・レッツくん」や、日清食品㈱の「ひよこちゃん」などが子どもたちと触れ合った。