『トリコロールフェスタ&とり合戦』 全国3位の岩手県産チキンをアピール

チーム対抗のチキンクイズ大会

岩手県チキン協同組合(理事長=十文字保雄㈱十文字チキンカンパニー社長)は、10月5、6日に二戸市のカシオペアメッセ・なにゃーとで開かれた『トリコロールフェスタ&とり合戦』に参加。岩手県のチキン生産量が全国3位となっていることをPRするとともに、焼き鳥や、もも肉の照り焼きを販売した。

『トリコロールフェスタ』は、青森県南、秋田県北東、岩手県北にまたがる〝トリコロールエリア〟が一体となって、特色ある伝統食や芸能の披露を通じて地域振興を図るもの。これに、岩手県チキン協同組合の県北4社が「鶏王国北いわて推進協議会」(㈱阿部繁孝商店、㈱十文字チキンカンパニー、プライフーズ㈱、㈱フレッシュチキン軽米)の『とり合戦』として参加。各社から参加した若手からベテランまで25人が焼き手となり、4社から提供されたもも肉の照り焼きや焼き鳥を販売した。

おっとり鶏太も〝参戦〟し、子どもとふれ合った

初日の5日は、午前の出足がやや鈍かったものの、お昼から午後にかけては大盛況に。6日は好天に恵まれ終日大盛況となり、昼の時間帯は照り焼きと焼き鳥の販売テーブルに長い行列ができた。

照り焼きは、ドラム缶を半分に切った特製の焼き台と炭火で調理。焼き鳥は、専用のガス焼き台で焼いたが、ジュージューと肉が焼ける音と、当たりに立ち込める香ばしい香りに誘われて、お客さんが次々とブースを訪れ、2日間で準備したもも肉約400キロと、焼き鳥5000本がすべて完売した。

ステージイベントでは、5日に地元ヒーローのガンライザーがチキン教室を実施。県北4社の社長が揃って出席し、それぞれチキンに関する問題を出してガンライザーが答えたほか、合わせると全国のチキン生産量の18%を占める4社の社長が、各社の特徴ある取り組みを紹介した。

焼き鳥や照り焼きの販売に行列ができた

6日のステージイベントでは、チーム対抗のチキンクイズ大会を実施。正解したチームのテーブルの皿に焼き鳥を1本ずつ置いていき、11問すべて終わった時点で焼き鳥の本数が最も多いチームを優勝としたところ、子ども4人のチームが9問正解して優勝。4人には鶏王国北いわて推進協議会の茂木善治会長(岩手県チキン協同組合常務理事)から、照り焼き1パックずつが手渡された。2日間の参加者は延べ2万5000人に上るなど、イベントは大成功となった。