『エレベータGCシリーズ』発売 ハイテム直立ベルトケージシステム

クリーニング作業性向上

1棟8万羽鶏舎でフィールド確認が行なわれた『ハイテムエレベータGCシリーズ』

㈱ハイテム(安田勝彦社長―本社・岐阜県各務原市テクノプラザ2-10)は、主力製品『直立ベルトケージシステム』で、集卵による〝破卵究極ゼロ〟目標を特長の一つに掲げている。

同社では作業性を向上させ、汚れを軽減させる機能を搭載した直立ベルトケージシステム『ハイテムエレベータGCシリーズ』(GはGentleのG、CはCleanのC)を9月から発売する。

ハイテムエレベータは卵の移送にジェントルバー(エアクッション性のある2本のバー上にタマゴを乗せる)を使用しているが、GCシリーズでは、ジェントルバーのクリーニング作業性を向上させるため、ジェントルバー機構をオープン構造にした。

エレベータの前方には通常クーリングパッドが設置されるが、夏期はクーリングパッドからの水分によりジェントルバーが汚れる傾向があった。

GCシリーズでは、クリーニング作業性の向上に加え、ジェントルバー前面に専用アクリル板を取り付けることで、夏期の汚れを軽減できるようにしている。