『ご当地マヨ』や『期間限定カフェ』 キユーピーが創業100周年で企画

ご当地マヨをアピールするキユーピーの皆さん

創業100周年を迎えたキユーピー㈱(長南収社長)は、記念企画としてエリア・数量限定のマヨネーズタイプ調味料を順次発売している。

2月19日には東京都渋谷区の本社に各地域のメディア関係者らを招いて試食説明会を開催。北海道(バター醤油ソース&マヨ)、東北(魚介醤油だれ&マヨ)、関東・甲信越(てりやきソース&マヨ)、東海・北陸(手羽先だれ&マヨ)、近畿(だしソース&マヨ)、中国・四国(牡蠣油&マヨ)、九州・沖縄(柚子こしょう&マヨ)の各地で販売する〝ご当地マヨ〟について、担当者が特徴や開発秘話などを紹介し、試食提供を行なった。

さらに3月15~31日の17日間にわたって、東京都港区の六本木ヒルズ内「ヒルズ カフェ/スペース」で期間限定カフェ『kewpie 100 years, start! CAFE』を営業している。

六本木ヒルズに開いた期間限定カフェ(全94席のうち屋外テラス席が32席)

カフェのコンセプトは「サラダとタマゴのおどろき、楽しさ、未来へ!」。午前11時から午後3時のランチタイムには、同社がこれまでに提案してきた野菜やタマゴ料理などを組み合わせた『スペシャルランチプレート』(税込み1500円)、午後3時から午後5時のティータイムには『彩り野菜と卵のサンドイッチ』(1000円)、午後5時から10時のディナータイムには黄身まで白い卵「ピュアホワイト」を使った『ホワイトオムライスのビスクソース仕立て』(1200円)などを提供。同社の100周年記念グッズも販売している。期間中の来店者数は約6000人を見込む。

また29~31日にはヒルズ内「大屋根プラザ」で参加型イベント『kewpie 100 years, start! PARK』を開催し、キッチンカーでのサラダの試食、野菜や卵に関連するワークショップなどを行なう予定。

カフェで開店前日(14日)に開いた説明会には長南社長が出席し、キユーピーの100年の歩みを紹介。カフェについては「野菜と卵を使ったスペシャルメニューを提案する。また万能調味料であるマヨネーズや、こだわりの卵、ジャムなどを使用したキユーピーグループならではの様々なメニューもそろえた。ぜひキユーピーが大切に育ててきた『サラダと卵の世界』を楽しんでいただければ」などと話した。5月以降には名古屋、大阪、福岡でも期間限定カフェの展開を予定している。