「21世紀の会」が創立25周年

21世紀の会の創立25周年記念食事会であいさつする松本弘文会長

全国食鳥青年同友会「21世紀の会」(会長=松本弘文㈱松本鶏園社長)は7月26日、東京都港区南麻布のイタリアンレストラン『incanto』で創立25周年記念食事会を開いた。

開会に当たり、松本弘文会長は「25周年は当初、記念式典を開く予定であったが、より盛大な30周年ができるように食事会の形にした。本日の会場『incanto』のオーナーソムリエである竹石航さんは、大学時代のサークルの先輩で、20年以上のお付き合いになり、お店は11年目。皆さんとワインで乾杯して食事も楽しみながら、25周年をお祝いしたい」とあいさつした。

来賓として出席した(一社)日本食鳥協会の佐藤実会長は「25年の長い歴史があることを改めて実感した。これから30年、40年、50年と末永く続く会であるように、日本食鳥協会としても陰ながら協力したい。鶏肉をめぐる環境は以前とは異なり、少し厳しい状況ではあるが、大きく飛躍するためにエネルギーとパワーを蓄えている時期だと捉えている。皆さんから一致団結したお力添えをいただけると、良い拡販に結び付くと思うので、引き続きよろしくお願いする」とお祝いを述べた。

2代目会長で、貞光食糧工業㈱の辻貴博社長が「『21世紀の会』ができた当時は食鳥相場が悪く、この業界がなくなるのではないかと思った。そのような時期に若手が勉強して良い業界にしていかなければいけない、ということで始まったので、若い人たちにどんどん入っていただきたい。これだけ長く続いてきたのは、この会が有意義であったことを表していると思う」と述べて乾杯し、なごやかに歓談した。

創立メンバーである㈱ヤマショウフーズの永津一博執行役員業務改革部長が「日本食鳥協会の当時の事務所に、20人以上が集まって『21世紀の会』を設立した。その時は21世紀になったらやめると言っていたが、21世紀になった時に続けることになった。当時の勉強会は2か月に1回のペースで行ない、メンバーの2人が幹事となって講師を探し、2次会の会場も設営していた。松本会長が30周年は盛大に開きたいと言っているので、私も30周年の時まで現役でいたい」などとあいさつしてお開きとなった。